短文
□罰ゲームは可愛く!
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ある日の昼下がり。
一護ら現世メンバー(ルキア、織姫、雨竜、チャド)は、浦原商店に集まっていた。
普段、彼らがここに集まる時は、新たなる敵が現れる緊急時が多い。
しかし、
今回はそんな緊急時ではない。
「今日、皆さんに集まってもらったのは…」
緊急時だと思っていた彼らは、固唾を飲んで浦原を見る。
「この商品をお渡ししようと思ったからです」
パンパカパーン
と胡散臭げなラッパの音とともに、浦原は枕を出した。
「は?」
「枕?」
そうっス、と浦原は手にしている枕を叩く。
「これは、ただの枕じゃありません!身体の疲れは勿論、気分もスッキリさせられる優れものっス」
「はぁ…」
一護は、半場呆れながら浦原を見る。
「普段、虚退治などで皆さん疲れていると思いまして、この枕を用意したんです」
「……はぁ……」
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