高杉の銀ちゃん(♀?!)
□はじまるよぉ
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「…なんか、俺昨日のお酒抜けてないかも。うん、これ夢だよね。もっかい寝よう」
顔にかかる髪をなるべく…なるべく気にしないで、銀時がゆっくり言う。
新八と神楽も訳のわからない理由を言いながら同意する。
「そ…そうネ。私も二日酔いアル。酢昆布食べすぎたヨ。
銀ちゃん、ここで一緒に寝てもいい?」
「ああ…」
「銀さん…ボクも眼鏡の調子が悪いから二日酔いみたいです。
一緒に寝てもいいですか?」
「うん、みんなで寝ようか?
あっでもその前に、トイレ行ってくるわ」
そう言って立ち上がった銀時の胸が…ゆれた。
ゆれたが…三人は黙っていた。
そして、銀時が新八の横をフラフラと通って、トイレへと向かった。
「…ねぇ、新八」
「…なに?神楽ちゃん」
「銀ちゃん、新八より低くなってたアル…」
「…そうだね」
トイレへと消えていった銀時を目で追いながら、二人が会話していると…。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜っ!!」
本日、二度目の…絹を引き裂くような、女性の悲鳴が響き渡った。
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