銀さんと一緒に(ほのぼの)
□二人で
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「ガキは?」
布団を干している銀時に、ソファに座り煙管に火を入れながら、高杉が聞く。
「なんか子供だけで行ったら安くなるとかってんで、二人で買い物行った」
銀時は、ポンポンと布団を叩き、今度はコタツ台を組み立ててゆく。
フゥ〜と、高杉のはく煙管の香りが部屋を覆う。
「子供ねぇ」
「子供でしょ?」
「そうか?」
組み立てたコタツを綺麗に拭いてから、銀時がやっと高杉の横に座る。
「お土産は?」
両手を高杉の前に出して、首を傾げる銀時に高杉が笑う。
「相変わらずだな、おめぇは」
「ねぇ、新八ぃ」
「なに?」
「いつになったら、中に入れるネ?」
「さぁ……」