銀さんと一緒に(ほのぼの)
□ありがとう
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本当の誕生日なんて知らない。
「お誕生日は、出会った日。
私のところに来てくれてありがとう。
神さまは、お前ですよ」
そう言って笑ってくれた日が誕生日になった。
そばには、高杉…晋助と。
ヅラ…小太郎がいて。
辰馬が加わって。
ババァ…お登勢が加わり。
新八が加わり、神楽が加わった。
少し、少し…広げる両手の中に増えてゆく。
「うん、忘れてた。
今日は俺の誕生日だ。
ありがとな」
「じゃぁ、銀さんのお誕生日会しましょう!!」
「きゃほぅ!!」
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