銀さんと一緒に(ほのぼの)
□ありがとう
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「え?え?え?」
状況を把握出来ない銀時が、クラッカーから出た紙テープを、頭につけたまま固まる。
「銀さん、今日お誕生日でしょ?」
「忘れてたアル?」
そんな銀時のそばに、笑いながら二人の子供が近づく。
「え?誕生日?」
「そうですよ、今日は銀さんのお誕生日でしょ?」
「そうネ、銀ちゃん。歳は聞かないであげるアル」
ニコニコ笑って、銀時の手を両側から握り、中へとつれてゆく。
そこには、手作りの暖かい…パーティ会場。
「〜あ、うん。
忘れてたわ」
その会場を見渡し、銀時がポツリと言った。
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