長くないお話(銀/魂)&拍手倉庫
□知ってる?(おまけつき)
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「はい、ちゅうも〜く」
普段はなかなか起きてこない銀時が、珍しく早起きをしてきた。
「何ですか?」
「どうしたネ?」
いつもと同じ時間に万事屋に来ていた新八と、今日の朝御飯当番の神楽が聞く。
「ふっふっふ、今日は何の日でしょう?」
「今日ですか?」
銀時の言葉に新八は首をかしげるが、神楽は笑い始めた。
「フッフッフ、私は知ってるネ。
今日は悟○の日アル!」
神楽の言葉に、銀時と新八の頭に『?』マークが浮かぶ。
「「は?」」
「昨日は○飯の日で、明日は○天の日アル!」
神楽は自慢げに言うが、銀時からの返事がない事に気付き、銀時を見る。
「「?」」
以前は高かった身長も新八より低くなっている為、目線が近い。
「違うアルカ?」
銀時と、銀時の着物を掴んで見上げる神楽を交互に見ながら、新八が聞く。
「違いますよね、銀さん?」
それに対して、銀時は苦笑しながら神楽の髪を優しくなぜながら言う。
「うん、違う……」
「じゃぁ何の日ネ?」
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