Soccer is my life!

□魔術師と霧風
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「みーーんなーー!!
僕、アメリカから帰ってきたよーー!!」


一旦家に帰って、部活道具だけ持って一之瀬君と雷門中にきた。


「梓!?」


「あずちゃんお帰りなさい!」


驚く円堂君ほかサッカー部部員多数。


ジャージ姿の春奈が手を振ってお出迎えしくれた。


「一之瀬君、あの眼鏡のマネージャーの所でみてて!
僕は着替えてくるから!」


部室で着替えると告げ、一之瀬君を残し部室に向かった。


ジャージをばっと脱ぎ、ユニフォームを被る。


ロッカーの中に鞄を積め、部室を後にした。


「あ、一之瀬君がやってる…」


「『スピニングシュート』!!」


「流石だなぁ!」


円堂君のゴッドハンドで止められたけど。


「ペナルティエリア内だったらわからなかったよ!」


一之瀬君は嬉しそうな、楽しそうな表情をうかべている。


「みんなー!!」


手を大きく降りながらみんなのもとへ。


みんなも一之瀬君のまわりに集まってるから。


「梓!
スゴいな、コイツ!
梓の友達なんだろ?」


「うん!
アメリカに行ってたとき…三年前に知り合ったの!」


一之瀬君はホントにスゴい。


テクニックもスゴいけど、ホントにサッカーが大好き。


僕も見習いたい…!


「ねぇ梓、君の『ミストシャワー』、みせて欲しいんだけど!」


「「え!?」」


「ミスト…シャワーを?」


事故後、サッカーに復帰した僕。


初めての試合中、ミストシャワーを使おうとしたけど…


ミストシャワーの動きだけが出来ず、落下した。


他の動きはちゃんと出来るのに…


僕の身体はミストシャワーを忘れてしまったんだ…
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