Soccer is my life!

□vs帝国学園後編
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もう一度雷門の攻撃。


円堂君が投げたボールは少林君がトラップし、半田君にパスしようとした。


「あっ!!」


鬼道君が素早くボールを奪い、雷門陣に切り込んできた。


「センタリングはあげさせないッス!!」


身体の大きな壁山君が立ちはだかる。


しかし鬼道君はボールを高くあげ、壁山君を抜いた。


「円堂ぉぉぉ!!!!」


シュート体勢にはいった。


円堂君は鬼道君と春奈の関係を気にしている…


そんな状態で止められるの…?


【おおっと豪炎寺だぁ!!】


「豪炎寺君!?」


FWの豪炎寺君はゴール近くまで下がっており、鬼道君がシュートしようとしたボールを防いだ。


「あっ!!」


よろけて膝をついた鬼道君。


右足を押さえている。


それをみた洞面君はボールをラインから蹴りだし、一旦試合を止めた。


「春奈…
はい、いってあげて?」


僕の近くにあった救急箱を渡した。


「え…?
でも私、雷門の…」


「いいの!
帝国ってマネージャーいないでしょ?
僕はもう準備運動しなきゃいけないから!」


嘘だけど…


屈伸に伸脚をし、アピールしてみた。


「は…はぁ…」


若干の疑問を残すも納得し、救急箱を持って走っていった。


僕に出来ることはここまで。


あとは春奈しだいなんだ…


頑張ってね…春奈!!
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