Soccer is my life!
□帝国学園マネジ体験!
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秋葉名戸戦も豪炎寺君、そして僕も(いつも半分だけど)不参加の中、一応勝利。
土門君スパイ疑惑に冬海先生解雇、新監督を探したりと色々あったけど、次の帝国との決勝戦に向け、皆はりきっている様子。
早く練習がしたいよ…
僕の体調も殆どよくなりつつある。
うずうずと身体が疼き、僕はサッカーを求めている。
でも今日はまだ見学。
怪我とかして皆に迷惑かけたくないもん…
「あずちゃんは何時から練習するの?」
「ん…
明後日ぐらい?
帝国との試合、楽に勝てるわけないしね。」
部員7人だった頃、試合もできなかったサッカー部とは違う。
でもあれが帝国の実力の全部なはずない。
僕ももう少し学ばないと…
「ちょと!
なんなんですかあなたたち!!」
「春奈ー?
なにかいたの?」
秋と一緒に部室の裏でボールを磨いていた。
こう言うマネージャーの仕事を体験していつもマネージャーがいるから練習が出来るんだとわかった。
表の方から春奈の声が聞こえた。
なにかいるの?
「春奈?
ってあなた達は!!」
春奈の方にいくと、帝国の制服を着たFWの眼帯君、GKのフェイスペイント君がいた。
「風丸梓。
貴様にようがある。」
眼帯君は僕に用事があるみたい。
「僕も結構忙しいんだけど…」
「貴様に拒否権はない。
我々と共に来てもらうぞ。」
眼帯君はそういうとフェイスペイント君が僕に近づき、持ち上げた。
「え!?
僕の意見全無視ー!?」
激しい抵抗も虚しく、ちょっと高級そうな車の後部座席におろされた。