Soccer is my life!

□vs秋葉名戸学園
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「はぁ…
練習…したかったなぁ…」


ため息。


最近ずっと練習に試合に忙しかったからかな。


「まーいっかー!
たまってた掃除とかいっぱいしよーっと!」


たまにはいいよね。


買い物して、部屋の掃除して、洗濯物とかもちゃんと畳んで…


あんまりやり過ぎると兄さんに不審がられるかもしれないけど。


「あらあずちゃん今日は早いのね。」


「おばさん!
今日はあんまり体調良くなくて…」


円堂君のお母さん。


小さい頃から親どうしが仲良く、円堂君のお母さんとかとも仲がいい。


最近はあんまりあわなくなったけど、たまに夕御飯のおかずの差し入れとかもくれたりする。


「無理はしないでね?
今は私があなた達の保護者代わりなんだから。」


父さんは単身赴任、母さんはアメリカ。


おばあ様はおばあ様で風丸の本家から出てきやしない。


今の保護者は円堂君の両親ってことになってるらしい。


早退するときも円堂君の家に連絡が行くようになってるらしい。


曖昧な情報だなぁ…


「無理はしません!
ホントにやばくなったら頼っちゃうかもしれませんが…」


中学生2人でできることには多少の限度がある。


折角手を差しのべてくれるのだから。


「うふふ…
ホントにあずちゃんっていいこね。
じゃあ私、買い物に行かなきゃだから!」


円堂君のおばさんはてを振りながら商店街の方へむかった。


僕も着替えたら買い物に行こうかな…
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