Soccer is my life!

□秘伝書を探せ!
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「「イナズマイレブンの秘伝書〜!?」」


「しー!!」


次の日の部活。


何故か机やタイヤで周りを囲い、隅の方に集まって話している。


「兎に角!
秘伝書が理事長室の金庫の中にあるんだ!!
皆で忍び込んでとって来ようぜ!」


キャプテンがそんなんで大丈夫なのかな…


「ったく…
バレたらどうなることか…」


「やっぱり土門君も心配?」


土門君とは(正式に)入部した時期が近いし、同じDFだから何処か親近感がわく。


ボソッと呟いた土門君を見上げ(僕と土門の身長差はすばらしいのだ☆)にこりと笑いながら聞いた。


「心配っていうか大丈夫なのかってさ。
そう言えばえっと…梓だっけ。
梓って何年?
風丸と苗字が一緒だから1年?」


ぞろぞろと皆が本校舎の方に移動していく。


僕達は歩きながら会話を進める。


「一応は1年生。
でも今年で14歳になるよ。」


「あれ?
計算合わなくね?」


「当然。
だってさ、僕、1年留年してるし。」


サッカー部の人達とは大体の理由は知っている。


だから僕が〜君とか呼んだり、敬語じゃなくても怒らない。


「ってことは同い年か…
…梓ってちっさいんだな!」


「1番気にしてるとこ言わないでよ…」


昔から背だけは足りなかった。


まさか其処に突っ込んでくるなんて…


「中、入る?」


「そだな。」


大分苦戦している様子。


僕達はそっと理事長室に入った。
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