Soccer is my life!

□秘伝書を探せ!
4ページ/10ページ

やってきましたグラウンド!


ではなく、校内にある用具室の脇。


クレーン?


「いくぞー!」


円堂君はクレーンの上に登り、そこからボールを落とし、蹴りあげる。


簡単だけど結構難しい空を制する為の練習。


「梓ー!!」


「はーい!」


僕は大きくジャンプし、落とされたサッカーボールを蹴りあげようとした。


ジャンプ力が落ちてる…!!


ボールは蹴れたものの、着地に失敗…


「痛い…」


尻餅をついたみたくお尻から落ちた…


「大丈夫ッスか?」


「しっかりするでやんす!」


壁山君と栗松君が手を差し出してくれた。


「ありがと!
もう少し体力つけなきゃなぁ…」


ため息をついた。


やっぱり皆と合同練習の前にグラウンドとかの走り込みにすればよかった…


「梓ー!
どんまいどんまい!」


「円堂君ー!
僕、やっぱり校舎の周り走ってくる!
皆と練習するにはもう少し体力つけなきゃ!!」


そういって走り出す。


皆には申し訳ないけど、僕は一人で個人練習。


朝早起きしてランニングでもしようかな…
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ