Soccer is my life!

□秘伝書を探せ!
3ページ/10ページ

「兎に角!
歓迎するぜ!土門!!」


円堂君は土門君の片手を握り、ぶんぶんと振り回した。


土門君もちょっと嫌そうな顔してる…


「相手、野生中だろ?
大丈夫かなぁ…」


「野生中って、瞬発力とか、機動力とかがすごーいチームでしょ?
高さならどこにも負けないって。」


去年のフットボールフロンティア予選のテレビ中継で観た。


特に空中戦が強く、獣みたい。


「高さなら大丈夫だ!
俺達には『ドラゴンクラッシュ』、『ファイヤートルネード』、そして『ドラゴントルネード』だってあるんだ!」


「どーかなー
それも上から押さえつけられちゃうんじゃ…」


「そんな…」


「ドラゴントルネードもきかないかもって…」


皆不安の声を漏らす。


「新・必殺技だー!!
新しい必殺技を編み出すんだよ!」


“空を制する”


といわんばかりに始まった練習。


ホントに大丈夫なのかなぁ…?
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ