Soccer is my life!
□秘伝書を探せ!
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「兎に角!
歓迎するぜ!土門!!」
円堂君は土門君の片手を握り、ぶんぶんと振り回した。
土門君もちょっと嫌そうな顔してる…
「相手、野生中だろ?
大丈夫かなぁ…」
「野生中って、瞬発力とか、機動力とかがすごーいチームでしょ?
高さならどこにも負けないって。」
去年のフットボールフロンティア予選のテレビ中継で観た。
特に空中戦が強く、獣みたい。
「高さなら大丈夫だ!
俺達には『ドラゴンクラッシュ』、『ファイヤートルネード』、そして『ドラゴントルネード』だってあるんだ!」
「どーかなー
それも上から押さえつけられちゃうんじゃ…」
「そんな…」
「ドラゴントルネードもきかないかもって…」
皆不安の声を漏らす。
「新・必殺技だー!!
新しい必殺技を編み出すんだよ!」
“空を制する”
といわんばかりに始まった練習。
ホントに大丈夫なのかなぁ…?