Soccer is my life!

□vs尾刈斗中
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【ピーーーッ】


キックオフ。


耳が尖ってる血色の悪い人(失礼だってば…)から蹴り出されたボール。


さぁ試合開始だ!!


少林君がスライディングをして止めたボールは運悪く相手チームに戻った。


そのまま10番の狼っぽい人が、壁山君のディフェンスを交わした。


「すごいっ!
僕も負けてられないね!」


円堂君にまでボールは持っていかせない!


「くらぇ!
乙女の怒りスライディング!!」


とは言ったもののただのスライディング。


通称『乙女の怒りスライディング』はボールを弾き、見事兄さんの元へ。


「Nice梓!!」


「いえい!」


嬉しいな。


兄さんに褒められちゃった!


「よし、みんなあがれ!!」


兄さんの指示で、みんなどんどんあがり、攻撃体制に入った。


「少林!」


「豪炎寺さん!」


だめっ!


豪炎寺君には大柄な男が2人と小柄な男が1人、合計で3人もマークがついてる!!


「こっちだ、少林!!」


染岡君にはマークがついていない!


「いっけぇ!
染岡君!!」


「『ドラゴンクラッシュ』!!」


蒼い竜が飛び出し、練習のときと同じように、ゴールネットに突き刺さった。


そのあともう一度ドラゴンクラッシュが決まり、2−0。


もしかしたら…勝てるかも!
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