Soccer is my life!

□新必殺技!
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「みんな!
帝国との試合で俺達の問題点がわかった!」


僕達は各々好きなところに着席し、ミーティングを始めた。


ホワイトボードの前には円堂君と兄さん。


兄さんの隣に行こうかと思ったけど、今日はマックスの隣。


そんな気分もあるよね。


円堂君は暗号のようなものが乱暴に書かれたノートを傍らの机の上に置いた。


「問題点も何もみんな体力なさすぎ。」


僕と一緒にタイヤに寄っ掛かっていたマックスが冷たくいい放った。


「いくら本音だからって…
少しはオブラートに包んだみたく優しくいおうよ…」


ほら…


みんな落ち込んじゃったよ…


「梓…
お前もだ…」


「え?」


僕、何か変なこと言った?


「…円堂、話を進めてくれ。」


兄さんはため息をつき、隣にいる円堂君をみた。


「体力作りは勿論なんだけど、こんなフォーメーションを考えたんだ!」


そういってホワイトボード用のマーカーペンで、サッカーのフィールドに似た枠のなかに背番号を書き込んでいった。


円堂君は勿論GK。


DFには僕と兄さん、栗松くんと壁山君。


MFには半田君、少林君、宍戸君、マックスと目金君。


そしてFWに染岡君。


円堂君曰く、“じーちゃんのノートを元に考えた”らしい。


じーちゃんのノートってさっき机の上に置いたあれ?
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