Soccer is my life!

□新必殺技!
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「あっ!
円堂君、みんなー!」


向こうから2年生組が歩いてくる。


校舎が違うから来る方向も違う。


部室の少し手前で兄さんたちがみえ、大きく手を降った。


「梓!
今日から正式に入部したんだよな!」


「うん…一応は!」


今日担任の先生に入部届けを提出した。


「考え直したら?」とも言われたけど、考え直したって答えは同じ。


サッカー部に入部する。


運命だったのかもしれない。


「よろしくな!」


「うん!
早く着替えよう?
ミーティング、するんでしょ?」


そういって古い部室の扉をあけ、ロッカーの前に来た。


『風丸梓』


ロッカーの名前用プレートにかかれていた。


それをみて、自然と笑みがこぼれた。


「さ、着替え!」


そういってシャツのボタンに手をかけた。


「「待て待て待て待て!!!!」」


「…?」


ボタンを1つ外したところでみんなが顔を真っ赤にして止めに入った。


…なんで?


「おまっ一応女!!
流石にここで着替えは!!」


「え?
だってシャツの下、Tシャツ着てるよ?」


ボタンをプチプチと外し、シャツの前を開いて見せた。


「「恥じらいをもてーー!!!!」」


結局そのあと男子組が着替えた後に部室で着替えました…


それにしてもなんでみんな、あんなに怒ってたのかな…?
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