Soccer is my life!

□練習試合。
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「〜〜っ燃えてきたぁ!!
皆、練習の成果、こいつらに見せてやろうぜ!!」


円堂君、あんな凄いデモンストレーションをみせられたのに全然びびってない!


僕は今日からの参加だし、今までどんな特訓してなのかは知らない。


でも円堂君ならやってくれるよ!


信じてるから!


「え…」


っていきなりブーイング…


「ちょっと…キャプテン…俺…トイレ行ってくるッス!」


そういって校舎の方に走り出してしまった。


「ちょっと!
壁山君、もう試合始まっちゃうよ!」


いったときにはもう遅かった。


壁山君は既に見えなくなるぐらい早くに行ってしまった。


「どうする?
彼奴を入れても10人しかいないようだが…
後の1人は…いるのかな…?」


「僕、壁山君探してくる!」


もう一人の部員は円堂君に任せて僕は壁山君探しをしなきゃ!


だって、不戦敗はやだから。


「壁山君…どこ?」


取り敢えず一年生の教室を回ろう!


「壁山君ー!」


きょろきょろと辺りをみまわす。


「あれ?
あずちゃんじゃないですか!」


僕の普段使っている教室。


そこには何故か取材する気満々な春奈がいた。


「はっ春奈!?
サッカー部試合、まだなの?」


僕は思いっきりしらばっくれた。


だけど…


「それより!
あずちゃん、どうしてサッカー部のユニフォームを着ているんですか?」


もう遅かった。


とっくに背番号4番のユニフォームに着替えていた。


4番だからDF。


小5からのポジションだから結構なれているの!


「もしかして、サッカー部の助っ人に入るんですか?」


春奈はかなり期待の眼差しで僕の方を見た。


もう隠しきれない…!


「僕、サッカー部のキャプテンと幼なじみなの。
それでさっき、助っ人に入ってって…!」


頼まれても拒否することはできた。


じゃあなんで拒否しなかったって?


「僕も円堂君も、皆サッカーが大好きだから。
サッカー部は絶対に潰させない!」


「ふわぁ!
あとでインタビューしてもいいですか!?」


春奈は笑顔で僕に聞いた。


「え!?
僕、大したこといえないよ!」


それに…恥ずかしい…


「いいんです!
じゃあ私、行きますね!」


ちょ!


僕の意見無視…?


「…行っちゃった…」
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