Soccer is my life!
□サッカー部。
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「よっしゃー!!
新生雷門サッカー部、始動だー!!」
円堂君は片手を振り上げにこーって笑った。
「「おー!!」」
サッカー部の皆も笑顔で片手を天に掲げ、気合いを入れた。
「僕も頑張るっ!」
皆は僕を受け入れてくれた。
そんな皆に恩返し出来るかな?
「さっ行くぜ!」
円堂君は部室から出て校庭に走った。
「あず君、サッカー出来るでやんすか?」
同じ1年の栗松君。
「〜でやんす」っていう口調が特徴的などこが栗を連想させ、鼻にある絆創膏がよく似合う男の子。
「勿論!
僕、小学生のときにサッカーやってたんだよ!」
今はやってないケド小学生の時は地域のチームに所属してたの。
「あず君のサッカーはかっこいいんだよ!」
長いポニーテールが特徴の少林君。
背は小さいけど少林寺拳法が凄く上手なかわいい男の子。
栗松君と少林君は違うクラスだけど、壁山君のところによく遊びに来てるから。
仲良しなの!
それに壁山君と少林君はおんなじ小学校だし、色々お世話になったから…
「1年、遅いぞ!!」
誰だろう…二年生かな?
茶髪で…兎に角普通な男の子。
背番号は…6みたい。
「「はーい」」
1年の栗松君、少林君、壁山君、宍戸君、そして僕は皆の後を追って校庭に出た。