Soccer is my life!
□僕の日常。
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「あずちゃんって変わっていますよね。
何時も自分より相手を優先してるっていうか…」
春奈は僕が相手を優先するっていったけど、あんまり気にしたことなかった…
だってそれが僕自身だと思っていたんだもん。
「そ…そうかな？
ほら、僕、小学校の時に事故って１年入院してたから…
家族とかにいっぱい迷惑かけちゃったし！」
お父さんにもお母さんにも兄さんにも。
忙しい筈なのにいつもお見舞いに来てくれた。
僕、すっごく嬉しかったんだよ。
今は家に一人が多くて寂しいけど。
我が侭は言わないよ。
だって、寂しいのは兄さんも同じだもん。
「あずちゃんってやっぱり大人ですね！」
大人？
「そんなことないよ。
僕はまだまだ子供だよ！
料理もまだまだ下手だし…」
たまに鍋吹きこぼしたり、スーパーのお惣菜に頼ったり。
まだまだ中学生だもん！
「そうじゃなくって！
精神的に大人ってことですよ！」
え？
大人違いなの？
「そうかな…？
エヘヘ…初めて言われたかも！」
嬉しいけどちょっと照れ臭いな…
「さっお弁当食べちゃいましょ！」
「そだね！」
僕もハンバーグの付け合わせに入れたスパゲティを食べ始めた。
学校の終業が近づく。
僕はまだ知らない。
これから僕の学校生活が180°かわることを。