novel NARUTO
□ナルトとの旅行券争奪戦
1ﾍﾟｰｼﾞ/11ﾍﾟｰｼﾞ
火影邸にて
「ナルト、今日も任務ご苦労だった」
「どういたしましてぇ〜…」
ナルトは綱手様直接の任務によって約二週間里を離れていてさっき帰って来たばかり。
「任務ちょ〜疲れたってばよ。マジずっと動きっ放しでさぁ」
そんな愚痴をいいながら、設置されているソファにどっかりと座る。
「ああ゛〜、マジ休みてぇ」
「…ナルト」
「なんだってばぁ？」
「私直接の仕事だし、二週間も頑張ってくれた。そのお礼と言ってはなんだが…」
綱手が机の中から取り出したのは、２枚の紙切れ。
その上には、ハッキリと『１週間海外旅行の旅』と書かれている。
「ぇ…？ 貰っていいってば？」
「あぁ、資金もこちらで出してやるし、誰か誘って休みを満喫してこい」
にっこりと笑う綱手様につられ、久しぶりの長い休暇と言う事で、ナルトの目は輝いた。
「〜〜!! ありがとうってばよ綱手のばあちゃん!!」
「ばあちゃんは余計だ」
「さぁって…問題は誰を誘うかだな…」
火影邸を出たナルトは、ブラブラと道を歩きながら、旅行相手を探していた。
何せ一週間も２人だけなのだから
ぅ〜ん…。と考えていると、
「ナルト〜!!」
「ぅわ！ さくらちゃん!! それにサイやカカシせんせーも!!」
前の方からやって来たのは、７班のみんなだった。