童話

□願いの木
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これは、ある所に暮らす仲の良い二人のお話し。

巨大な世界樹とよばれる大きな木が、とてつもなく広い根を世界に張り巡らし、皆が静かに、平和に暮らすそんな国のお話し。

夢見る兎は夢を見ます。

ある時は美味しい食べ物を沢山食べる夢。

ある時はわくわくする様な冒険。

そんな夢見る兎を起こすのは、目覚まし兎の役割です。

けれど、ねぼすけの夢見る兎は夢を見るのが楽しくてなかなか起きようとしません。

ほうっておけば何日も何日も、眠り続けます。

そして、起きるとまずこう言うのです。
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