マジックセブン
□17章〜ピースダイヤモンド〜
3ページ/10ページ
「いきなりごめんなさいね。私は、ピースダイヤモンドのマスター、人形使いの加賀美姫よ。ようこそ、コウレッジウイングスの魔術師の皆さん。」
「貴女がピースダイヤモンドのマスター!?」
「人形使いっていうくらいだから、もっと怖い人かと…」
どうやら、俊也と涼はこのピースダイヤモンドマスター加賀美姫のことを知っているらしい。
「あはは、よく言われるわ。立ち話も何だしうちのギルドまで来てくれない?」
そうして俺達は美姫さんの案内の元ピースダイヤモンドへと歩いた。
「さっきはごめんなさいね。うちのガーディアン達(雪狼)にお客様のこと伝えるのすっかり忘れてて…」
「えっ!?さっきの雪狼、全部美姫さんが操ってたの!?」
「ええ、そうよ。私の魔法は生物の意識と身体の支配。まっ、強力な分条件は厳しいけど、雪狼ぐらいの単純な生物なら、常に操ってられるわ。」
「さすが、最強のSランク。」
「えっ!?美姫さんってLegendじゃないの!?」