マジックセブン

□8章〜ビジョンコブラの狂気〜
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「こ、こ、こ、これって…ドラゴン!」

「み、みたいだけど、こんなの無理だよ…」

ギャアアルルル…

「ひぃぃぃぃ…」

俺達は思わず抱き合ってしまった。
そのぐらい全身を震わせる声だったのだ。

「ス、スパーク(火花)!!だらし無いぞ二人とも!」

「全く…本当に男ですか?」

雄大と岬だ。

「だって〜、ドラゴンが〜」

「あんなの竜の片隅にも置けない!あれは単なるビジョンコブラの幻影だ!」

「へっ?幻影?」

「ビジョンコブラは必ず幻影を見せた相手の様子を、影で見ています。」

「おまえらの場合、真後ろにいたぞ!ほら!」

そう言って、雄大は気絶したビジョンコブラを俺達に投げてきた。

コブラの胸のところでは、正に深紅のドラゴンの絵が消えていく最中で、それに合わせて目の前のドラゴンも消えていっていた。

「ビジョンコブラの幻影には、触れることも、触れられることもありません。どこかに隠れているビジョンコブラを見つけ出して、気絶させるのです。」
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