マジックセブン

□7章〜障害物競争〜
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「少し、大回りになりますが、こちらの道から行きましょう。」

魔法陣を見続けている、岬の提案で、俺達が新しい道を少し進むと、そこにふらふらとキラーモスがやって来た。
サイズは50センチぐらい。中ぐらいだろうか?
ただ、なんだか様子がおかしい…
なんというか、酔っ払っているというか、寝ぼけてるというか…

「…完璧にビジョンコブラの幻覚にやられてますね。」

「ああ、俺達のスタミナのこともあるから、ここは無視して進もう。」

そのまま、キラーモスの脇を通り抜けようとしたとき、

ピューーン!

キラーモスが、突然覚醒したかのように動き出し、1番近くにいた真奈美ちゃんにビームを撃ってきたのだ…

至近距離で、避けきれなかった真奈美ちゃんは、脚が火傷したかのように爛れてしまった。

「マズイ!ファイヤーボール!!(火球)」

雄大の拳から、火球が飛び出しキラーモスが炎上した。
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