マジックセブン

□4章〜複写の騎士〜
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途端に閃光が走り、雷ヤロー程ではないが、雷がカードから飛び出した。

間一髪間に合った雷は、火柱に相殺されて消えた。

「ちっ!マスターのカードか……
な、ならこれはどうだ!ウ、ウルサ・マヨル!」

途端、成茂の目の前に大きめの魔法陣が浮かび、その前には七ツの星が浮かんだ。その星達は繋がり、やがて大きな熊になった。
体長は三メートルぐらいある。

周りで見ていた皆は少し後退りして、朝霧さんはほうきを手に取った。

(う〜ん♪召喚魔法ウルサ・マヨル(おおぐま座)はちょっとやり過ぎかなぁ♪)

俺は、その熊と向かい合いカードを構えた。
しかし、

「ダメだ!そのカードはしばらく使えない。翔は他のカードを持っていない?」

「えっ!?」

「詳しい説明は後だ!他のカードがないなら、そこからは自分だけの戦いだよ。自分の魔法を目覚めさせるしかない。」

俊也〜!そんなこと言われたって…

「大丈夫!僕に出来たんだから、翔にも出来るよ!」

「翔にアドバイス♪魔法を使うコツの一つは、魔法を頭の中でイメージすることだよ♪」
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