マジックセブン
□19章〜平和と鉱石の作戦〜
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「さあ、それじゃあ対ブラックジェネシス戦の作戦会議を始めるわよ。」
美姫さんがもうどうにでもなれ、といった感じのやる気のない声で話始める。
場所は、ピースダイヤモンドの食堂。机の周りには9人の魔術師。
「ブラックジェネシスはマスターのコードネームBlack Boxを筆頭に5人の魔術師で構成されているわ。ただ5人と言っても、実は彼等闇ギルドの中では、結構強いほうなのよ。たぶん私達一人一人が単体で戦ったら勝ち目はないと思うの。」
なんか相当ヤバい相手っぽいんですけど…
「そんなことないぜ!」
「我等斎藤戦士なら…」
「貴方達でも、Black Boxの前なら2秒で瞬殺でしょうね。」
「…」
「そんなにヤバい奴等なの…」
「でなきゃ、あのAランクの直巳がそう簡単に捕まる訳ないでしょ。」
美姫さんにそう言われて、斎藤戦士の二人はすっかり黙ってしまった。
「でも、私達にも勝機はあるわ!ブラックジェネシスのメンバーは樹海の中にそれぞれ5ヵ所の砦を持っているわ。」