マジックセブン

□6章〜極限成長幼虫〜
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「トロンバダリア(竜巻)!」

「スパーク(火花)!」

森に入ってから10分程たった…
森の中は魔生物の宝庫だった。
ビジョンコブラらしきものは、まだ出てきてないが、キラーモスの幼虫(口から光線を出す、蝶の幼虫)やクレイジーフラワー(人を惑わす歌を歌う花)などは次々に出てくる。
ビジョンコブラもかつては、そんな無害(?)な生物の一つだったらしいが、最近は特に危険になったらしい。

それにしても真奈美ちゃん凄いな…
魔法モドキしか使えない村の人にしては、完璧に魔法を使いこなしてる。(たぶん俺より上手い。)

「翔も戦ってよ!岬や俺と違って、翔は雄大や真奈美ちゃんの魔法をコピーすれば使えるだろう!」

キラーモスの怪光線が俊也をかすめたとき、俊也が言った。

え〜。二人に任せておけば良いじゃん。面倒臭いし…
それに、俺…魔法苦手だし…

「翔!使わなければ、魔法は上達しないぞ!俊也も攻撃魔法が全く使えない訳じゃないだろ!」

はぁ〜。雄大厳しい〜。全部見抜かれてるよ。
仕方ないなぁ

「は〜い〜」

「スパーク(火花)」

「インジェクション(注射)」

俺達は向かってきた。キラーモスに向かって唱えた。
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