＊短編＊
□たとえ、
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side. 名無しさん
『1周年おめでとー!!!』
「…なんやねん、騒がしい」
『騒がしいってことはないじゃん！』
『今日は、今日は！』
『私たちが付き合って1周年なんだよー!!!』
「…だからなんやねん」
『はいはい、そう言わず素直に祝おうねー！』
「…はぁ。」
今日は、今日は。
光と付き合って1周年。
光だって、口からは冷たい言葉ばかりだけど、
今日は少しだけ機嫌がいい。
…ように見える。笑
現に、差し出した手はしっかりと握られている。
私たちの始まりも、そうだった。
告白された時も。
いつだって。
どんなときだって。
私の手は光と繋がっている。
「…ほら、俺ん家行きましょ」
『え？なんで？』
「…はぁ。付き合って1周年祝うんやろ？」
『うん！』
繋がれた手をギュッと握ってやったら、
さらに痛いくらいに握られた。
たとえこの先、
私たちの前にどんな壁が立ちはだかろうと、
どんな障害があろうと、
私はこの手を、ずっと、
「…あ、先輩、離したりませんからね。」
離さない。
そう、胸に誓った。
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ブログがついに1周年ということで、
1周年ぽく書かせていただきました！
→Ｉ LOVE YOU
最近全然更新できてなくてすいません。
これからは、頑張ります！