short

□アリガトウ
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隣にいるお前が笑う。

それだけで俺は幸せだった。


視線が合うことも、何気ない会話をすることも、手を繋ぐことも、抱き締めることも、キスをすることも…


全部が全部、嬉しくて胸が張り裂けそうなぐらい幸せだった。


だけど、幸せな日々を送る一方で、俺はお前を傷つけてしまうのが恐かった。


お前が離れて行くんじゃないかって…すげぇ恐かったんだ…。
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