力の腐蝕
□心が不安でも変わらない
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「…。」
朝、私の右隣にJr…左隣にバッファローが居た。
またこんな朝か、と私は身体を起こして着替える。
『今日の朝食は何にするか…。』
まぁ、恋人なのだから当たり前か。
そう思って知らない内ににやけた。
「ラーメンマン!今日は朝飯何「オーイ今日の朝飯は何だ?」
2人が起きて来るのを横目で見て、葱を刻む。
バッファはわざとJrの言葉に自分の言葉を乗せたのだろう…そう思う。
「バッファ!俺が言おうとしてんだろ!?」
「ハイハイ、悪かったな。」
声が笑っていた、やはりそうかと思いながら葱を小皿に盛った。
「早く座れ、もう出来る。」
「「ハーイ。」」
「昨日は結構飲んだからな、粥だ。」
「お!分かってるな。」
私の旦那役、バッファローマン。
すぐに構ってくるのでJr以上に手がかかる、Jrは寧ろ手伝ってくれるからな。
「あ、やっぱソーセージ食いたい。」
「まだあったはず…だが昼飯だな。」
「…ン、分かった。」
私の嫁役、ブロッケンJr。
私を慕って言うことを聞いてくれる、だかバッファより力仕事に向かないのでどちらかと言えば家事向きだ。
「明日一応帰るからな、また数日会えなくなる。」
「えーまたかよ…。」
「しょーがねぇだろう?土産持って帰ってやるから…な?」
バッファの嫁役はJrと私、Jrの旦那役はバッファと私。
私は受けであり攻めなのだ、まぁ昔は受けなんて考えもしなかったが。
『なかなか楽しいからこのままで良いのだがな。』
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