また明日。・文

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ツナがある日遅刻しそうになり走って学校へ行くと、優良と山本と獄寺がいた。
しかも獄寺と山本はなにやらケンカをしていてそれを優良が必死で止めていた。


『ツナ!?』


優良は足跡に気付き振り替えるとツナがいたのでビックリして彼の名を呼んだ。
山本や獄寺も彼に気付いた。


「どうしたんだ?」

『へ、いや、別に何も?』
「あ、あぁ…」


優良達は挙動不審にはぐらかした。
そして獄寺と優良は教室に、山本は部活に戻っていった。

ツナは彼らの行動に不思議に思っていると…


「あ!そーいえば!!明日俺の誕生日じゃん」


ツナは自分のために誕生日会の準備をしているんだと思い、内心嬉しかった。




『ふぅ、これくらいかな』

優良たちはその日の帰りツナの家でリボーンの帰りを待っていた。
その訳はリボーンの誕生日を祝うためだ。


『もうすぐだね』

「だな」

「ハル楽しみです!」

『フフ、だね』


話していると足音がした。

『!帰ってきた!!』


ドアが開いたのを確認すると手に持っていたクラッカーの紐を引っ張った。


「誕生日おめでとう!!」


皆がそう言うと、ツナはは?という顔をした。
誕生日は明日なのにと。
すると一緒にいたリボーンが「サンキュー」と言った。
その瞬間思考回路化停止した。
そして理解した。

自分の誕生日会ではなく、リボーンの誕生日会なのだと…。


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