ЯE∀L☆BRЁAKEЯ・文

□2.漫画の世界
1ページ/8ページ




蓮『ここが氷帝か…』

優『やっぱりでかいね』

蓮『そうだな(この、金持ちめ)』


校門の前に立ち、そう言った。
周りからは、綺麗だのなんだの言われているがそんなのは気にならなかった。
因みに蓮は男子制服だ。


蓮『…んで?ここはどこだぁ―――ッ!!』

優『…』(汗


二人はこの学校のあまりのでかさに、職員室が分からず迷っていた。
その時後ろから声がした。


?「あの…」

蓮『あぁ?』

優『!!?』


そこにいた人は、銀髪で長身の男の子だった。
そこでハッとしたのが蓮。
優良を見ると、目をキラキラさせているのを見てしまったのだ。
コレはやばいと思ったが、職員室の場所を聞かなくてはいけないので、彼に聞いた。


蓮『んと、お前、職員室わかるか??』

?「あ、はい。…転校生、ですか??」

蓮『ん、まぁな…』


――――
―――――


?「ここですよ」

蓮『おぅ、サンキューな』

?「いえ」

優『あ、あのさ。名前、聞いてもいい?』

?「あ、すみません!俺の名前は鳳長太郎と言います。」

蓮『ん、OK覚えた。(知ってたけどな)俺は夜神蓮。よろしくな』

優『あたしの名前は柊優良。よろしくね鳳君(チョタって呼びたい…)』


ニコッと笑った鳳は可愛いと思っていた優良だった。






ガラッ―――――


蓮、優『失礼します…』

先「ん?お前ら…転校生か?」

蓮『はい。(じゃなかったら何なんだよ)』

先「そうか…ちょっと待ってろ」

優『はい』


その人は職員室の奥へ行った。
その入れ替わりに先ほどの先生とは違い少し若く、愛想のよさそうな先生が歩いて来た。
どうやらこの人が担任のようだ。


先『待たせて悪かったね』

蓮『あ、いえ』

優『大丈夫です』

先「そうか?そう言ってくれるとありがたい」

蓮『ははっ(俺ら空気読めてんじゃね)』(笑

優『ははっ』

先「それじゃ、教室へ行くか!お前らの担任、俺なんだ」

蓮、優『はい』


二人は先生に連れられ、教室へ向かった。
教室への道も意外と複雑で、覚えられるかどうか不安だった。

先「ここだ」

優『3−C』

蓮『だな。確か…』

先「ん?どうかしたか?」

蓮『!…いや、何でもないっス(ヤベェ宍戸とジローだ…)』

先「そうか?じゃ、呼んだら来てくれ」

蓮、優『はい』


先生は教室に入って行った。



次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ