ЯE∀L☆BRЁAKEЯ・文
□36.卒業式
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三月六日。
氷帝学園の卒業式だ。
全員いろんなことを胸に秘めて卒業式に臨んだ。
式が終わり、外で写真を取る者がいたり、別れを惜しむ者もいたりさまざまな人がいた。
それはテニス部も同じだ。
長「優良せんぱぁーいッ!!」
チョタに名前を呼ばれ後ろを振り向くと、凄い顔をして走っきた。
長「ぜん゛ばい゛ッお、オレ…!!」
泣いていて何を言っているか分からなくなっている。
そんな彼にハンカチをだし、頬に添えた。
優『ホラ、泣かないの。せっかくのいい顔が台無しでしょ?』
ね?とニコッと笑うがその顔もどことなくなきそうな顔をしている。
長「グズ…はい!」
ジ「鳳ばっかりずるいC〜」
向「俺達もまぜろよ!!」
宍「お、おい!何で俺まで…」
三人も優良とチョタの二人に割り込んできた。
チョタはジローを睨んでいたがなんだかんだ楽しそうにしていた。
一方蓮は日吉に抱きついていた。
いつもだったらすぐに離れろという日吉だが今日は驚いただけで何も言わなかった。
それには蓮自身驚いていた。
跡部や侑士も。
日「…なんですか?」
蓮『い、いや…お前…日吉か?』
日「…正真正銘オレですけど何か?」
日吉はムスッとした顔で言った。
蓮『そうだよな!日吉以外の何者でもないよな!』
侑「何や?もう会えないから今日はってか?」
日「うるさいです、変態」
侑「卒業しても俺は変態なんか!?」
跡「お前から変態を取ったら何ものこらないだろ?アーン??」
侑「がーん!!」
侑士は、落ち込んで体育座りをした。
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