青い空、紅い空。
□サヨナラの代わりに、
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――5年前、
「――ねぇ、シカマル!!!丘に行こう!!!」
いつものように家までオレを迎えに来た名無しさん。
『へいへい、・・・ったく めんどくせーι』
そう言って一緒に丘に向かう
歩いてる間は名無しさんが一方的に喋っていて、オレがたまに相槌をうっている
そんな日常がオレ的には一番愛おしい、
隣には大好きな幼なじみが居て、
向かうのは俺たちのお気に入りの場所、
・・・まだガキだったオレはずっとこんな日が続くんだと思ってた
こんなにも簡単に日常が壊れていくなんて思ってもいなかった・・・