Novel1

□信頼の小話と、その情報屋の感情。
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だからこそ、愛せないんだ。

 (愛してなんてやらない)

俺の主観的であり、客観的な全てを一息で否定するあの暴力、

 (あの人間ではない人間を)

うざい。うざい。うざい。

 (いっそ死んでしまえ)

邪魔だ。

 (じゃないと)

人間じゃない生物は消え失せろ。

 (俺が狂いそうだから)





愛している (憎んでいる)
人間を (君を)


憎い (愛してる)



平和島静雄



世界で、いちばん。








END
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