青い真珠に願いを
□３
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ちょうどお昼の休憩時間になるところだ。
このままお昼休憩をするべく、町へと出掛ける。
飲食店に入り、お昼ご飯をしっかり食べてからあの森へと向かった。
小さな森ではあるのだが、足場があまりに悪い為に迷ってしまったり、怪我をしてしまうからという理由で町の人々は近付かない。
そんな森を迷うことなく、目印となる木を探しながら奥へと進む。
開けた場所へと出ると、あの湖が現れた。
ここは静かでいい。
ゆっくり深呼吸すると、嫌なことも全て洗いながしてくれるような気がした。
ぴちゃん、と水の音がした。
彼女がいるのか、と見渡してみる。
だが、彼女の姿は見えなかった。
彼女は毎日ここに来ると言っていたが、前に会った時間より早い時間に来てしまったから会えないかもしれない。
翔は残念そうに湖を見る。
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