マルコ長編連載夢2

□11セレ・ブリッジ島〜行動〜
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チュン チュン チュン


鳥の鳴き声が、静かな早朝の島に響き渡る。
夜はネオン街灯で照らされた
『セレ・ブリッジ島』も早朝は静かで
平凡に見える。


グレン家に向かう一台の大きな車。
そこの中にはガタガタと揺れながら
たくさんの飼育用品が積まれている。

その中に、マルコ達も乗っていた。

餌が入っている箱の中に身を忍ばせる
不死鳥とピンク色のふわふわした鳥リリアン。


「あーグレンにばれてなきゃいいけどよぃ」

キョロロロ(まぁ、大丈夫でしょ。ナディア姉が全てうまくやってくれたみたいだしね)


「ナディア姉?いつからそんな風に呼ぶ様になったんだよぃ」

キョロロロ(今からよ!すごく私の憧れるタイプだわ!)


「そうかよぃ。とにかく本当に計画通りに行くか問題だよぃ」



ガタンとエンジンの音が止まった。


どうやら、もう着いたみてぇーだなァ

シャミアがくれた手紙にァ、


こうやって侵入すれば問題ないって書いてあったが

問題は忍び込んだ後、どうやって抜け出すかだぃ




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