マルコ長編連載夢2
□11セレ・ブリッジ島〜行動〜
1ページ/4ページ
チュン チュン チュン
鳥の鳴き声が、静かな早朝の島に響き渡る。
夜はネオン街灯で照らされた
『セレ・ブリッジ島』も早朝は静かで
平凡に見える。
グレン家に向かう一台の大きな車。
そこの中にはガタガタと揺れながら
たくさんの飼育用品が積まれている。
その中に、マルコ達も乗っていた。
餌が入っている箱の中に身を忍ばせる
不死鳥とピンク色のふわふわした鳥リリアン。
「あーグレンにばれてなきゃいいけどよぃ」
キョロロロ(まぁ、大丈夫でしょ。ナディア姉が全てうまくやってくれたみたいだしね)
「ナディア姉?いつからそんな風に呼ぶ様になったんだよぃ」
キョロロロ(今からよ!すごく私の憧れるタイプだわ!)
「そうかよぃ。とにかく本当に計画通りに行くか問題だよぃ」
ガタンとエンジンの音が止まった。
どうやら、もう着いたみてぇーだなァ
シャミアがくれた手紙にァ、
こうやって侵入すれば問題ないって書いてあったが
問題は忍び込んだ後、どうやって抜け出すかだぃ
,