白ひげ短編夢

□今日は暑いや
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「おい、名無しさん俺と一緒に遊ぼうぜ!」

「エースじゃなくて俺と!」

「俺が先に誘ったんだぜ!なぁ遊ぼうぜ」

今日はいつもに増して
ギラギラと光る太陽。

そして何よりも・・・


「二人とも暑いよぉーー!!」

二人が
無性に暑苦しく思えた。


「まぁ、今日は確かに暑いかもな」

「夏日和って感じだもんなぁー」


暑い理由はそこだけじゃないと思うとは言えず


「夏バテしちゃって暑くて遊ぶ気力もないから、ごめんね」


私はそそくさに逃げようとすると
がしっと捕まえて放さない二人。


「おい、逃げんなよ」

「そーゆー時こそ遊んで夏バテを吹き飛ばそうぜ!」


「えーーーーでも暑いのきらいーーー」


私が駄々をこねると、何やらサッチとエースが相談しはじめた。


「おい、サッチ!なんか名無しさんがやる気になってくれそうな事思いつけよ!」

「あれか?やっぱりマルコがいなきゃ駄目ってやつか」

「マルコかぁーあいつ、やりそうにねぇしなぁ」

「よし、強制参加してもらおう。手始めに武器の準備だ」


そして、二人は何やら企むような笑みを浮かべ



「名無しさん、俺らと一緒にちょっとしたミッションやらねぇか?」


「ミッション?」


私が疑問を口にするとサッチが私にあるものを手渡す。


「これが、そのミッションで使う物だ」


「え?ピストル?」


「そう、これが勝負の鍵になるんだぜ!いいか俺の事はサッチ官庁と呼べ」


「え、ええ?」


「サッチいいなそれ!俺は腕利きの隊員で我慢してやるぜ!よし、一緒にミッションクリアしようぜ!」


「そのミッションすら教えてもらってないのに?」




・・・・

・・・


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