マルコ長編連載夢
□19神秘の島 戦闘
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にゃあおおお(しかし、主らついておるな。昼間にこれば我の姿を見る事無く死んでいたものを・・・クククク)
「どうゆう事ですか?」
にゃああおぉおお(我は海水を操って水の膜を作ってカメレオンのように周囲から姿を消せるのだ。とはいってもこの暗闇では光ってしまうからのぉ、運がよいやつらだ)
サゼルさんの言ってた夜に上陸しろってこうゆう事だったんだ。
サゼルさんはやっぱり本当の事を話してくれたんだ!
こうしてシャミアは猫との会話を終える。
「シャミア、とにかく今は下がってろぃ。いくぞエース、ジョズ。サッチはシャミアの傍にいてくれぃ」
「うん・・・」
「おぅ!さっさと済ましちまえよ!」
マルコはシャミアをサッチの傍にいさせる。
そして、マルコ自身は不死鳥に姿を変えて飛び立った。
にゃぁおおお(炎をまとった鳥になれるとは奇妙な。だが所詮は能力者)
ぱしゃぁあん
海水がまたもや水たまりの中から生き物のように動き出す。
そして、マルコをとらえようと大蛇のようにうねる。
「ったく、危ねぇよい!」
マルコは空の上から炎をまとった羽根を盛大に飛ばすと
じゅぅう
っと音をたてて海水の一部を蒸発させた。
その間に
ジョズが巨体とは思えない速さで
水の猫に拳をいれる・・・
ぱしゃぁあん
水があたりに飛び散り猫の姿は消し飛んだ。
「やったか?」
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