マルコ長編連載夢
□18神秘の島 選択
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「おい、まさか!こいつが犯人っていうのか!?」
「確かに異様な猫だなぃ」
「おい、シャミアこいつと話せるのか?」
「おい、話してみろよ!」
口々に皆が私に提案する。マルコだけは
「おい、コイツがさっきエースを閉じ込める力を持った奴だったら危ねぇ!」
と怒った顔で皆を怒鳴る。
でも、私の唯一の取り柄は
生き物と話す能力
私がみんなにできること。
ちょっと怖いけど・・・
「やってみないと分からないですが・・・、話してみます!」
「おいシャミア無理すんなぃ!」
「マルコ・・・危なくなったら、その時は・・・守ってくれる?」
「あぁ、俺が全力で守るよぃ」
「うん!」
私の不安を打ち消すにはこのマルコの一言で十分だった。
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