マルコ長編連載夢
□17神秘の島 遭遇
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マルコの手が私の視界を隠してくれていた。
マルコの私への優しさ。
水の中
たくさんの骸骨
私の中を恐怖という感情が流れ込んでくる。
でも、でも
それ以上に
悔しかった。
自分自身がただ悔しかった。
思い出すマルコの言葉。
「シャミア、この島は危ねぇかも知れねぇ。それでもいくかい?」
「もちろんです!マルコが行く所ならどこへだって連いていきたいです!」
そう決意したはずなのに・・・
こんなくらいで恐怖で足がすくむなんて・・・
私はもう海賊なのに
これじゃあ、また
皆の足手まといになっちゃう
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