マルコ長編連載夢
□12暇つぶし
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船の上ではきらめく太陽。
相変わらず待機中。
暇つぶしをかねて
マルコ隊長とサッチさんとエースさんと私で雑談をしていた。
「しっかし驚いたなぁ〜シャミアの能力には」
エースさんが本当に驚いていた。
そして、こうも付け足した。
「で、そりゃ何の実の能力なんだ?」
「へ?」
私は首を傾げ、
「何の実ってどうゆう意味ですか?」
と聞き返す。すると3人は目を丸くする。
マルコ隊長はあり得ねぇって言いたげな顔で
「まさか、悪魔の実を知らねぇってわけじゃねぇだろうな?」
と聞いてくる。
知らないけど、何もそんな顔でみなくてもと思う。
「知らないと、ヤバいんですか?」
「いや、そうゆぅ問題じゃねェんだけどよい、本当に知ねェのかぃ?」
と二度も聞いてくる。
「知りませんっ教えて下さい、その悪魔の実について」
するとマルコ隊長が口を開く前に、サッチさんが教えてくれた。
「悪魔の実ってやつはな。食えば海に嫌われちまって一生泳げなくなっちまう実なんだよ。で、その実を食った奴は一般に能力者って言われてるんだぜ」
「なるほど。だから、さっきマルコ隊長へとへとになってたんですね」
「そうなんだ。海水にいれりゃあマルコも無能だぜ」
「そうなんですか」
「だからな、命をねらうなら海におとせば簡単だぜ!」
話が盛り上がるサッチとシャミアに我慢出来なかったようでマルコが声をあげた。
「悪魔の実の説明がなんで一番先にカナヅチについてなんだい!」