マルコ長編連載夢
□10海は果てしなく広い
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クー クー クー
カモメ達が空を舞う。
今日ものどかで平和な日々。
そして、これから私はちょっとした挑戦を
してみようと思う。
甲板にはたくさんの人が集まっていた。
マルコ隊長、サッチさん、エースさんもいる。
親父様も。
親父様は大きな手で私の頭を撫でながら豪快に笑う。
「グララララ、今から取消でもいいぞ?」
「やってみたいんです、親父様!」
「そんなにいうんなら、やってみせろグラララ」
「おい、親父ッ」
マルコ隊長は不満の声をあげていた。
「おいおいシャミアがやりてぇっていってんだから、やらせりゃいいじゃねぇか。黙ってろあほんだら」
親父様がそういうと
マルコ隊長は黙る。
親父様には流石のマルコ隊長も逆らえないみたい
みんなの見守る中、
私は船首に立つ。
見渡せば
どこまでも広がる広い海と
全長40mは越える海王類さんたち。
海王類さんはじめまして、
今日はいいお天気ですね
今からちょっとした挑戦をしてみようと思う。