マルコ長編連載夢

□06お役に立ち隊 結成
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キョロロロロ(いつまで、寝てるの!)

「ん〜〜」


キョロロロロ(起きてぇ〜!起きてぇ〜)


「ん、ん〜。あ、リリアン。」


朝日が差し込む。


「あれ、なんか揺れてない?」

キョロロロ(そりゃあ、船の上だもん揺れるにきまって)
キョロロ!?(ってどこいくの?)


私はばっと部屋を飛び出した。
廊下をすぎて甲板にあがった。

そして、目の前にすぐある海と
気持ちのよい潮風を感じて・・・

「夢じゃなかった!!」

と思わず声を出した。




「おう、昨日は眠り込んじまってたな。マルコ隊長がお前を部屋まで運んでくれてたぞ。」


見張り台の人が下にいた私に声をかけた。


「マルコさんが?」


心臓がどきどきした。それにしても運んでくれたってどうゆう事だろう?

昨日の記憶はあんまりない。


確かサッチさんとエースさんとばいばいして、

その後、マルコさんに頭を撫でられた事が嬉しかったのは覚えてる。


その後の記憶がないから・・・

あぁ!寝ちゃったんだ!!

///恥ずかしい。マルコさんこんな重い私を運んでくれたなんて、あぁあ、御礼にいかなきゃ。


「あとシャミア。一番隊に入るらしいな。そうだったら俺らみたいに隊長の事さんづけじゃなくて隊長って言った方が自然に聞こえるぞ!」


「ありがとうございます!ではマルコ隊長に御礼にいってきます!」


私は急いで走る。マルコ隊長 かぁ
なんか素敵な呼び方ね。


「おいシャミア!隊長がどの部屋か知ってんのか?」

遠くから声をかけられ、それもそうだと戻った。

「すいません、教えて下さい!」
「がははっ気の早ぇやつだな。向かって右側の部屋の一番奧だ。そいじゃあな。」

「ありがとうございました。」


みんな本当にいい人です。
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