REBORN!‐short‐

□永久の悲しみ
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 「…骸、様…」






 まだ温かい



 血が



 ほのかに



 感じる。






 ─ごめんなさい─


 小さな声で少女は呟いた。


 私は…

 もう駄目…。







 「…ぎっ…凪っ!!」


 …骸、様??

 どうして、此処に…??

 骸様は私を抱き寄せてくれた。
 少し傷口が痛むけど…
 嬉しかった。


 「死んでは駄目です!
 …凪っ…!!」





 「骸…様…」




 どうして私を抱き締めてるの?

 骸様は…


 私の事をどう思ってるの…?



 私は…





 好きなの。





 仲間とかじゃなくて一人の
 男の人として好きなの。













 ─ポタッ─











 ……あ。

 温かい雫が頬に伝わった。

 何故かとても温かい…。





 「泣いて、る…の?」

 「ッ…」






 私の為に骸様は…泣いてるの?





 どうして?

 どうして骸様は

 泣いてるの…??














 「どうして、骸様…」





 どうして…

 どうしてなの?







 「…凪は鈍感ですね」


 「骸…様…??」




 私が鈍感?







 突然、視界が真っ暗になり、
 かわりに柔らかいものが唇に
 触れた。


 「んっ…?」

 キ…、ス…??


 ゆっくりと唇が離れる。






 「凪…愛してます」

 「骸様…」



 いつの間にか私も涙が
 溢れていた。



 大粒の雫

 溢れ

 そして頬を

 伝わった

 そして

 地へと

 落ちていく



 真っ赤な液も

 地へと落ち

 染めてゆく





 「…愛して、る」





 …好き

 大好き

 愛してます





 …だから
 涙を流さないで。



 私も

 骸様を

 愛してます。









 だから…













 ずっと…






















 傍に居て…??






















 
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