小説

□ロミオとジュリエット
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「ここは男性立入禁止って、何度言ったら分かるのかな!」

今日もまたミニスカートの女の子に引きずられながらここを出る、…正確には追い出されてるのだけど。
ちょっとずつ監視の目をかい潜って君に近づくけど、今日はあと3メートルだった。惜しい。

「、彼女と話させてよ」

「あんたなんか相手にされないわよ」

毎日毎日同じ繰り返し。
あと一歩でキミに、

仕方がない。
もうジムの中には入れそうもないから、明日また出直すことにしよう。
ミニスカートの少女が「もう来るな!」って後ろで叫んでたけど。

「…今日も、愉快でしたね」

「エリカさんったら…」




明日こそ、キミに。

「いつ、ナイトは現れるのでしょう?」


ロミオとジュリエット

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