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□レッド
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おっきな背中、いつからだろう
キミの背中が大きく見えたのは
私が足をくじいておぶってくれた時?
襲われた時身を呈してかばってくれた時?
からかって背中を叩いた時かな

……違う。
あなたを好きになった時から、あなたの背中はおっきくて、大きく見えて
ああ、そうか、あなたはあなたである以前に
オトコノコだったんだね。


「………どーした?」

「ううん……何でも」

ただね、こっちを向いてなくてもいいの
それでもいいの。
あなたの大きな背中が私を切なくさせるけど、けど、

決して近づけない太陽
(太陽は月にひかれる)

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