スマブラDX
□第三話【甘さと優しさ】
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―――――【はじまりの空間】―――――
「おい、どうしたんだ?クレイジー」
「……なにがダヨ」
左手袋、クレイジーハンドは右手袋に不機嫌そうに応じた。
「なにって……あいつらだよ。止めを差さないなんてお前らしくない。『破壊神』の名前が泣くぞ?」
右手袋の言葉にクレイジーハンドはそっぽを向いた。
「別ニ。気分が乗らなかったダケダ。それより、見つかったノカ?」
「いや、まだだ。…でも」
右手袋は楽しそうに体を揺らした。
「ヒントは掴めた。もう少しさ。」
【甘さと優しさ】
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