+α
◆男の意地
修吾「みみみ溝山さん溝山さん!どうか知恵を貸して下さい!海花が!海花が今度合コンに行くって!」
溝山「……ほー……まあ落ち着け、で、その話題でどこにどう知恵を貸せっつーんだよ。まずは状況を説明しろ」
修吾「クラスの女子がM大の男子と合コンやるからって話してて、でも興味はあるけどちょっと不安〜海花も来てよーとか誘ったら海花がじゃあ行くかとか言っちゃって……!」
〜回想〜
修吾「え海花行くのかよ!?やめろよ!大学生なんて危ないだろ!女子高生とヤりたいような変態ばっかりだよ!」
桃野「そうだよ海花!やめろって!海花が酷い目にあったらどうすんだよ!?」
海花「いやまあ大丈夫だろ、私だし」
修吾「海花だから危ないんだろ!?俺がいたら絶対絶対海花狙いになるもん!なあ!」
桃野「おう!俺も海花に一目惚れしちゃうきっと間違いなく!だからだめ!」
海花「あーはいはいありがとうな。まあお世辞は嬉しいけどよ、色々有り得ないから安心してくれ」
修吾「安心できるわけないだろ!じゃあ仮に俺がその場にいたらどうするんだよ!海花狙うんだぞ!」
桃野「俺もだ!」
海花「え?何か変な話しだな……ま、お前らは私にとってそういう対象にならないだろ、ハハハ」
修吾桃野「え」
〜回想終了〜
修吾「俺海花の範疇外だって!わああああ!溝山さあああん!俺ええええ!!」/号泣
溝山「もう思いっきりフられてんじゃねえか、諦めろよ……」
大谷「……可哀相過ぎてなんか、聞いてらんねっす……」
篠宮「何とかしてやりたいようなラッキーなような、複雑な心境だわ……」
東堂「修吾くんも十分イケメンだとは思うんですがね……」
修吾「何がM大生だ!俺だってM大くらいなら入れる!俺の何がM大生に劣ってるんですか!ねえ溝山さん!!」
溝山「で、そもそもお前は俺に何の相談がしたかったんだよ……」
ちなみに。合コンが開始された途端女子が全員海花に群がってしまい、見事海花は合コンをブッ潰した。
修吾と桃野は溝山達にこっそり同じ店内に連れていってもらい、その現場を眺め複雑な心境ながら安堵したというオチ。
2014/05/14(Wed) 10:05
by ちの
海花様は私たちのものです!修吾くん諦めて(笑)
誕生日にアップされていると気付きコメントさせてただきました!
いつも、素敵な作品をアップしてくだりありがとうござます!!!これからも楽しみにしています!
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