+α


◆将来設計A 


修吾「……俺もよく考えるんです、いつか溝山さんが俺に飽きたら……て。でも、今みんなが言ってくれた言葉で、安心しちゃいました、ハハハ」

篠宮「俺はこっちこそ心配だけどな。俺がいつか修吾くんに見切りを付けられるんじゃないかってさ。……そうならないよう頑張るよ」(修吾の頭撫で)

修吾「えっそんな!……俺もみんなと一緒にいられるよう頑張ります!」

篠宮「ありがとうな(みんな、か……)」

ワイワイワイワイ






溝山「…………」

修吾「………」ボー

溝山「……お前なんか良くねえことあったろ、ツラしけてんぞ」

修吾「え!?……!いやすみません!あれ……」ボロボロッ

溝山「……俺の前で泣くほどのことがあったんなら、言え」

修吾「あっすみませ……っいや、違うんですこれは……っあの……っ」ボロボロ

溝山「………」ジッ

修吾「………溝山さんすみません……っう、うう……っヒックッ」



溝山「あいつらんな話題で……馬鹿だな」

修吾「違っ俺が悪いんです、わかりきってる事なのに、俺が往生際悪く、溝山さん達とずっと一緒にいたいなんて考えてるから……っ」

溝山「……俺は後何年仕事すっかなあ」

修吾「……へ?」

溝山「俺は仕事なんて好きじゃねえからよ。……そうだな、お前が社会人になって一端に稼げるようになるまで後20年くれえか?……げ、したら俺50かよ、まあちょうどいいかもな」

修吾「??」

溝山「隠居した後はお前に死ぬまで養ってもらうからな。だからてめぇはちゃんと勉強していいとこに勤めろよ、金がねぇなんて泣いたって容赦しねえぞ」

修吾「……!はい!俺頑張って稼いで溝山さんのこと養います!」

溝山「んだ、さっきまでボロ泣きだったのにやけに嬉しそうにしやがって。笑ったって誤魔化されねえぞ」

修吾「はい!……へへっ」

溝山「修吾……」

修吾「!……ん」




東堂「で、溝山さんにおねだりされた修吾君が溝山さんにキスするっていう夢を見ました」

大谷皆川「ほほー」

篠宮「……それ俺バージョンにしてくれないか?」

東堂「何馬鹿な事言ってるんですか」

修吾「わーっわーっ東堂さん勘弁してくださいっ俺が恥ずかしいですよー!……でも、凄いな……」

全「?」

修吾「昨日溝山さんとそんな話してたんです、東堂さん超能力者みたいですね」

愕然とした篠宮を見て、少し可哀相に思えた溝山だった

2014/01/14(Tue) 13:26

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